自己血清点眼薬

 先日、ミラの目の治療について自己血を使用した点眼薬の情報をいただきまして、それについてかかりつけの獣医さんに聞いてみました。まず、ミラの目の状態についてですが「確かに角膜ジストロフィーの部分もあると思うが大部分は外傷後の色素沈着の要素が強い」のだそうです。自己血を使用した点眼薬というのは自己血清を点眼するということなのだそうですが、かかりつけの先生はミラの病状に対してはあまり薦められないという意見でした。「ミラの症状の経過が長く自己血清点眼薬の使用についても数ヶ月間の投与が必要となると考えられるが保存の利かない薬であるため3日に1度約5ccの採血が必要となる。体重6キロの犬にとっては5ccの採血はかなりの負担となるうえ、長期間にわたり採血を繰り返すとなると体力的な負担はとても大きなものである。精神的な負担も相当かかるうえ、それだけの負担に見合うだけの劇的な効果があるとも考えにくく、現在使っている眼軟膏も効いていることからあえて自己血清点眼薬を選択する必要性は低いのではないか」というのが先生の意見でした。「ただし、使ってみたいと思うのであれば当院でも自己血清点眼薬を使用した治療はできます。実際に使用したこともありますので、いつでも言ってもらえれば採血し製剤します。」とのことでした。
 現在使用しているオプティミューン軟膏は確かに効いていて黒い部分がきれいになったり、角膜の濁りがきれいになったりという部分も見られます。ただ、新たに黒く変化する部分もありイタチゴッコというのが現状なのですが、進行を止め現状維持、うまく行けば良化が期待できる状態がつづいていると私は思っています。現在の治療に不満を持っているわけではありませんでしたが、改めで先生に薬のこと、ミラの目の現在の状態のことをしっかり聞くことができてよかったと思います。今回、先生の話を聞いて自己血清点眼薬の投与はしないことにしました。確かに目は大事ですが、犬の年齢などもあり体力的な負担は避けたいという思いが強いからです。

 と、ミラが診察台の上でこんなまじめな話を聞かされている間、ピピはリードフックの周りをうろうろして、入院中のネコさんをじーっと見つめたり、看護師さんと遊びたくてキャーキャーとアピールしてみたりとても楽しそうにしていました。病院大好きなピピはいたって健康で先生からも「ピピちゃん元気になりましたね~。初めて診た時よりも若返った感じがします。」と言ってもらえるほどの元気さです。
[PR]
by chagallsky | 2008-03-24 23:10 | 犬のこと